ニュースリリース
【ニュースリリース】山形県新規就農支援研修にて、常務取締役が講師として登壇しました 2026.7.8
2026年7月8日、山形県令和8年度新規就農支援研修(主催:東北農林専門職大学キャリアサポート・研修センター)におきまして、当園の常務取締役である芳賀あゆみが講師として講演しました。
当日は、これから山形の農業を背負って立つ40名を超える受講生の皆さまに向けて、熱いメッセージをお届けしました。
講演テーマ:「山形県での新規就農のコツと続けかた」
今回の発表では、私たち芳賀にこにこ農園が直近6年間で「耕作面積1.8倍、売上高約2.3倍、6期連続黒字経営」を達成してきた歩みをベースに、持続可能な農業経営のポイントをお話ししました。
講義の中では、当園で栽培しているお米(つや姫・雪若丸・はえぬき)やさくらんぼ(佐藤錦・紅秀峰など)、もも、りんご、そして花きといった具体的な品目の変遷もご紹介。
派手な急成長ではなく、毎年の小さな積み上げを徹底することこそが、農業を「続けられる」核心であることをお伝えしました。
また、最新データの分析として「農林業センサス2025」の最新データを用い、近年の農業環境について以下のような構造変化を解説しました。
- 全国的な課題:
法人の躍進が進む一方で離農者の農地を吸収しきれず、大規模化による農地維持の限界が見え始めている現状。 - 山形県の強み:
全国2位(71.9%)というトップクラスの農地集積率を誇り、規模拡大による営農が継続しやすい恵まれた環境にあること。
- 就農形態の変化:
経営体の収入向上に伴い、従来の独立就農だけでなく、組織に雇用される「雇用就農」が自営就農を上回るなど、組織経営への構造変化が進んでいること。
受講生の皆さまからのリアルな質問
講義の後半には、これから就農を控えた受講生の皆さまから、非常に熱心で実践的なご質問を多数いただきました。
- 現場の改善について当園の事例(過去に花き部門が赤字に陥った際、毎日の収穫を週2〜3回に減らして労働力を集中させ、PDCAを回して立て直した手順など)を交え、数字でムダを把握し効率を追求することの大切さをお答えしました。
- チームづくりについて
個人の農業から「組織で働く農業」へと進化する中で、スタッフ一人ひとりが力を発揮できる環境づくりのヒントをお話ししました。 - 事業計画の共有について
経営陣だけでなく現場のメンバーと同じ方向を向いて進むために、どのように事業計画を落とし込み、共有しているかをお伝えしました。
発表を終えて
受講生の皆さまの真剣な眼差しや具体的な質問からは、きちんと学んで農業を担っていきたい、という強い熱意がひしひしと伝わってきました。
私たち芳賀にこにこ農園も、地域の皆さまや次世代の担い手の皆さまと共に歩み、一歩一歩小さな積み上げを大切にしながら、持続可能で笑顔あふれる農業を続けてまいります。

















